2021年の24時間テレビにも出演予定の天才ピアニストの紀平凱成(カイル)さんをご存知ですか?
実は自閉症の天才ピアニストなのです。
自閉症と言えば、映画『レインマン』やドラマ『グッドドクター』を連想してしまいます。
発達障害ではありますが、天才の方が多いイメージもありますよね。
そんな紀平凱成さんについて調べてみました!
紀平凱成(きひら・かいる)のプロフィール
名前:紀平凱成(きひら・かいる)
別名義:Kyle(カイル)
生年月日:2001年4月2日
出身大学:英国トリニティ・カレッジ・ロンドン
職業:ピアニスト・Composer
紀平凱成の生い立ち~成功まで
実は紀平凱成さん、2歳の時に自閉症と診断されました。
幼児の頃から数字やアルファベット、記号や、コード(和音)名に興味を持ち、お絵かき帳に書き始めたそうです。
次第にロックやジャズ、クラシックなど幅広い音楽に興味を持ち始めます。
そして一度聞いただけの曲をエレクトーンで再現し始めました。
絶対音感をお持ちだったんですね。
なんでも紀平凱成さんの母親・紀平由紀子さんも音楽好きでエレクトローンを演奏されていたようです。
そして凱成さんがお腹の中に入っていたときからエレクトローンで音楽を聞かせていたそうです。
そんなこともあり、お腹の中にいたときから音楽は身近にあったようですね。
そして紀平凱成さんが小学1年生の時にピアニストになりたいと宣言。
しかし5年生になると特定の音に嫌悪感を示すようになったそうです。
● 食器があたる音
● 小さい子供の声
● 電車のアナウンスなどの生活音
● 自分が弾くピアノのあるフレーズ
といった音に違和感を感じ始めたのだとか。
普通に生活するだけでも大変だったでしょうね。
そんな大変な頃の紀平凱成さんのピアノ演奏動画がこちらです。
11歳の時の演奏ですが、心が奪われる演奏ですよね!
13歳の時には東京大学と日本財団が進める、突出した才能を伸ばす人材養成プロジェクト、「異才発掘プロジェクト」のホーム・スカラーに選ばれます。
そして16歳の時にはイギリスの権威ある音楽大学、トリニティ・カレッジ・ロンドンの”advanced certificate“(上級認定)に高得点で合格。
100点中97点だったのだとか・・・。
天才の領域ですね!!!
翌年17歳でトリニティ・カレッジ・ロンドンの“level6 diploma”(学士)資格を取得。
2018年には全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会ピアノ部門審査員賞受賞。
同年、日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞。
2019年4月にホールデビューし、同年10月にCDデビューを果たしています。
まだ幼いのにものすごい経歴の持ち主ですね!
現在では大勢の人にピアノを聴いてもらうことで自信を重ね、徐々に感覚過敏を克服し始めているそうです。
夢は「世界中の人に自分の曲を聴いてもらうこと」。
感動を沢山届けるピアニストになりたいと日々、チャレンジを続けていらっしゃいます。
紀平凱成の家族構成
紀平凱成(カイル)という名前だけあり、
父親が外国の方なのでは?!
と思い調べてみました。
外国の方ではなく、れっきとした日本人の方のようです。
紀平延久・由起子夫妻の長男として2001年福岡に生まれました。
音楽好きの両親の影響で幼少期より楽器に囲まれて育たれました。
母親・由紀子さんのお話では、
学生のときから音楽をたしなんでいたわたしたち夫婦の影響で、カイルのそばにはいつも音楽がありました。
おなかにいるときからいろいろな国の音楽を聴いて育ったカイルは、物心がついたころから父親のまねをしてドラムをたたき、気づくとわたしのエレクトーンを鳴らして遊ぶようになっていました。
その他にご兄弟がいるのか調べてみましたが、残念ながら情報はみつかりませんでした。
3人家族というのが濃厚の気がします。
ちなみに名前ですが海外でも活動をされていただけに、凱成(カイル)という命名はぴったりだったかもしれませんね!
ご両親には先見の明があったのかもですね。
まとめ
紀平凱成さんのプロフィールや家族構成について調べてみました。
イケメンな上まだ幼いのに素晴らしい功績を残している方だということが分かりました。
自閉症という発達障害があるにも関わらず、感動を沢山届けるピアニストになりたいと日々努力されており、これからも頑張って頂きたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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