漫画家のおぎぬまXさんをご存じでしょうか?
おぎぬまXさんはギャグ漫画家の登竜門・赤塚賞なんと29年ぶりに入選した凄い方。
おぎぬまXさん、実はプロの漫画家になるまでが長く、山籠り、断食などハチャメチャな修業をしてきた面白い方なんだそうです。
そんなおぎぬまXさんの本名、経歴を簡単にご紹介すると同時になぜ山籠もりや断食という修行をされたのかまとめました。
また、おぎぬまXさんの4コマ漫画もご紹介します。
おぎぬまXの本名と簡単なプロフィール・経歴
おぎぬまXのプロフィール

出典:人力舎
本名:荻沼竜太(おぎぬまりゅうた)
生年月日:1988年1月26日(2020年3月現在32歳)
出身地:東京都町田市
大学:和光大学表現学部卒
血液型:AB型
身長・体重:168.5㎝/62㎏(2010年頃のデータ)
職業:元お笑い芸人、漫画家
受賞:
2019年12月 第91回赤塚賞入選『だるまさんがころんだ時空伝』
2019年12月 第22回にいがたマンガ大賞【一般部門 コマ漫画の部】奨励賞 『おぎぬまX 4コマワークス』
2020年3月にジャンプ小説新人賞2019【小説フリー部門】銀賞 『地下芸人』
趣味:ゲーム、漫画、パンと甘いものを食べること
特技:格闘ゲーム、漫画を描く、足の変なところで立つ
おぎぬまXの経歴
おぎぬまXさんの経歴を簡単にまとめると以下の通りです。
東京町田で生まれ育ち、中学時代から漫画家を目指す
1988年1月 東京町田で生まれ、中学時代から漫画家を目指すように。
当時は漫画が好きなだけでオタク認定され、いじめにもあったそうです。
大学在学中にお笑い芸人を目指し、人力舎の芸人養成所に入学〜卒業
高校3年生〜大学時代は出版社へ漫画の持ち込みを続けるも門前払いばかり。
漫画家より芸人に向いていると周囲から言われたこともあり、ネタを自分自身で表現するべくお笑い芸人になることを決断し、2010年にスクールJCAへ19期生として入学。
ちなみにスクールJCAとは、芸能事務所プロダクション人力舎が1992年に開校したタレントの養成所。
その後プロダクション人力舎所属のお笑い芸人として活動。
2014年(26歳)で芸人を辞め、再び漫画家を目指す。
安月給で芸人としても芽が出ないので「どうせ死ぬなら漫画家として死にたい」と腹をくくり2014年1月人力舎を退所し、再び漫画家を目指されました。
27歳にはサラリーマンに…
生活資金も危うくなったのでお金と社会常識を得るために、一度デザイン会社へ就職。
しかし会社も辞め、再びバイトをしつつ4コマ漫画を描いていたそうです。
四コマバトルの主催、山籠り・断食をしながら四コマ100本描く
相変わらず出版社から相手にされなかったので、独自の企画をやって自分の面白さを世間に示そうと奮闘。
31歳 自我が崩壊しSNS断ちして漫画を描く→(半年後)赤塚賞入選!
なにもかもうまくいかず、無の境地で漫画を描く。半年後、目標をようやく達成する形で赤塚賞入選。
★赤塚賞入選作品は「だるまさんがころんだ時空伝」
この赤塚賞入賞で賞金200万円を手にすることに!

出典:Twitter
残額1247円で200万円の振り込み・・・。
文字通り生活が救われましたね!!!( ´艸`)
おぎぬまXの本名と芸名の由来
おぎぬまXさんの本名は荻沼竜太(おぎぬまりゅうた)です。
そして芸名「おぎぬまX」の「おぎぬま」は苗字からですが、「X」には諸説あるそうです。
前述のJCAに入る前にコンビを組んで臨んだら、入学早々「解散しろ!」と言われ、いきなりピン芸人になってしまったそうです。
そしてネタ見せのときにピン芸人として芸名を書かなければいけない際、芸名がなかったので本名の苗字に1文字「X」を加え、『おぎぬまX』となったそうです。
したがって「X」にはそこまで深い意味はなさそうですね・・・(;^_^A
おぎぬまXが山籠もりと断食をした理由
おぎぬまXさんは「4コマバトル(4BT)」というものを独自に企画されていました。
これはリアルな場で4コマを描きTwitter上の投票で勝敗を決める・・・ということを繰り返していたのです。
そして100人以上と対戦し、対戦者に勝ち続け優勝した次の年の1回戦であっさりと敗退してしまったそうです。
そこからおぎぬまXさんの中で何かが崩壊し、SNSも断って消息不明となったのです。
ここから山籠もりをしたり断食をしていたそうです。
この発想がヤバいですね・・・www
山籠もりの修行もヤバかった
山籠もりの修行では「4コマ100本描くまで山籠もりするぞ!」と決意し、何をしたかと言うと、
✔ 作業台は凸凹の切り株の上で。
✔ 風が来たら現行が飛ばされること多々。
✔ 雨が降ったらテントの中に籠り描く
✔ 日が暮れたら、懐中電灯の灯りで漫画を書く

出典:https://ameblo.jp/oginumax/entry-12266521854.html
そして風が吹いたら風をネタに、雨が降れば雨をネタに、その他に石や木などどんなものでもネタにして描いたそうです。
断食修行とは?
おぎぬまXさんはその他にも断食修行をされています。
何かというと、「4コマを100本描くまで断食するぞ!」と決意され、ビジネスホテルに6日間泊まりその目標を達成されたんだとか。
そして口にしたものは水とエナジードリンクだけ・・・。
ビジネスホテルなので山籠もりと比べればお風呂もあるし、テレビもあるし、風で紙もとばされないしずっと快適ではあると思いますが、おぎぬまXさんはかなりストイックな方なことが伺えますね。
そしてこれらの修行で手にいれたものは、
☆ いつでもどこでも4コマを描けるようになった
☆ 何を見ても4コマにできる
という究極の技を手に入れられたそうです。
山籠もりや断食といった究極の修行をし、自分自身に向き合うことでおぎぬまXさんの中で何かが閃いたのかもしれませんね。
結果、29年ぶりの赤塚賞入賞を果たされたのでこういった苦労のお陰だったのでしょうね。
修行というものすごい手段でしたが・・・www
おぎぬまXの4コマ漫画をご紹介!
ここで少しおぎぬまXさんの4コマ漫画をご紹介します。
『おぎぬまXの挑戦』
エピソード・オブ・僕①#エッセイ漫画SNS新人賞 pic.twitter.com/VJTOGKjjL2— おぎぬまX (@oginuma_x) April 22, 2018
『おぎぬまXの挑戦』
エピソード・オブ・僕②#エッセイ漫画SNS新人賞 pic.twitter.com/SMBRxrwE8t— おぎぬまX (@oginuma_x) April 22, 2018
『おぎぬまXの挑戦』
コミティア初陣!!①#エッセイ漫画SNS新人賞 pic.twitter.com/E2TOnabdJw— おぎぬまX (@oginuma_x) April 22, 2018
『おぎぬまXの挑戦』
コミティア初陣!!②#エッセイ漫画SNS新人賞 pic.twitter.com/hCrG6vszlN— おぎぬまX (@oginuma_x) April 22, 2018
まとめ
いかがでしたか?
29年ぶりにギャグマンガの登竜門と言われている赤塚賞に入選されたおぎぬまXさんについてご紹介しました。
入賞前は山籠もりに断食修行をされた強者で、漫画だけではなく、人間的にもかなり面白い方だというのが分かりました。
おぎぬまXさんの今後の活躍を応援したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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