クリスチャン・ムーレックが鳥になった男の経緯は?本職は気象学者!

2020年6月27日放送の『世界ふしぎ発見!』に「南仏鳥になった男」が出演します。

その「鳥になった男」というのが、フランス人のクリスチャン・ムーレックさん。

なんと2020年7月23日公開予定の『グランド・ジャーニー』という映画のモデルとなった方でもあります。

 

そんなクリスチャン・ムーレックさんとはどのような方なのでしょうか。

プロフィールや経歴を簡単にご紹介するとともに、なぜ鳥と飛ぶようになったかという経緯もお伝えします!

クリスチャン・ムーレックのプロフィール

出典:alamy.com

名前:クリスチャン・ムーレック(Christian MOULLEC)

愛称:バードマン(Birdman)

生年月日:1960年1月14日

年齢:(2020年6月現在)60歳

出生地:フランス・ロリアン

職業:パイロット、気象学者、映画脚本家

結婚:既婚者(嫁:パオラPaola)

クリスチャン・ムーレックの経歴

クリスチャン・ムーレック氏の簡単な経歴

学歴ならびに本職は気象学者

1988年:アムステルダム島にて冬を越し鳥類学について学ぶ

1989年:この年以降は特定の気象観測所で過ごすようになる

1995年:カリガネがドイツからスウェーデンへ苦労して飛ぶ姿を見る

1996年:奥さん・パオラさんと一緒に「Vol en V」を設立

1999年:カリガネとの飛行プロジェクトに成功

クリスチャン・ムーレック氏の本職は気象学者でした。

 

幼い頃から鳥類学にも大きな情熱を持っていました。

 

1988年、ムーレック氏が28歳の時にはインド洋にあるアムステルダム島にて冬を越し、趣味である鳥類学についてより精通する機会がありました。

そしてこの翌年1989年以降は北アメリカにあるフランス領のサンピエール島・ミクロン島やフランス領ポリネシアといった特定の気象観測所にて過ごすように・・・。

 

フランス本土に戻ると、ムーレック氏はカンタル・オーリヤックの気象観測所ではパートタイムの気象学者として働くようになりました。

 

1995年、クリスチャン・ムーレック氏は、ガンの一種であるカリガネが、ドイツからスウェーデンへと苦労して渡る姿を目の当たりにしました。

出典:Wikipedia

 

そして1996年には奥さんのパオラ(Paola)さんと一緒に渡り鳥の保護のための協会「Vol en V」を設立。

ムーレック氏は超軽量の飛行機を改造し、鳥とともに空を飛ぶように。

 

何度も試行錯誤を繰り返し、飛行機を改良されたそうです。

 

そして1999年にやっと、ムーレック氏と奥さんのパオラさん、そして仲間たちが国をまたいで飛行するための難しい行政手続きや飛行技術の向上に成功。

 

ガチョウをスウェーデンから南に誘導するプロジェクトが成功し、カップルが撮った写真は世界的に公開されることに。

 

ガチョウ達はムーレック夫妻と一緒に暮らしており、24時間毎日一緒なのだとか。

そんな関係なので、ムーレック夫妻のことを「両親」と思う程に信頼しているため一緒についてきてくれるそうです。

Ces oiseaux sont habitués à vivre avec nous dès la naissance. Et comme nous sommes présents 24 heures sur 24 avec eux, ils nous considèrent comme des parents de substitution et ils nous suivent sur des itinéraires que nous leur proposons.

(翻訳:この鳥たちは私達と一緒に住むことに生まれた時から慣れています。そして私たちは24時間ずっと彼らと一緒にいることで、私たちのことを親代わりだと思っています。そのため私たちが提供する飛行ルートについてきてくれるのです。)

引用:le portail des outre-mer

 

現在では10種類以上もの鳥と一緒に飛ぶようになっているそうです。

 

そして数年前からムーレック氏は観光客を一緒に乗せるようになりました。

こんな飛行機に乗ったら鳥と一緒に飛んでいるような感覚になりそうですね!

 

現在では3月~10月までの間、観光客を乗せて鳥と一緒に空を飛んでいます。

観光客の中には、飛行機で15時間以上かけてやってくる人もいるんだとか。

 

ムーレック氏との35分間のフライトでよく見かけるのは、ツル、コクガン、カオジロガン、アオガン、ハイイロガンといったガンたち。

 

さらに、城や砂漠、橋、町、山などを空から眺めることもできるそうです。

時には、スコットランドのエディンバラや、イタリアのベネチアまで飛ぶことも。

 

その他に自然保護活動はずっと継続して行っているそうです。

クリスチャン・ムーレックが鳥と飛ぶようになった理由

ムーレック氏は何故鳥と一緒に飛ぶようになったのでしょうか。

 

ムーレック氏は「ガンと歩く男」として知られるオーストリア人動物学者コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)に感銘を受けました。

出典:Wikipedia

ローレンツ氏は刷り込みの研究者で近代動物行動学を確立した人物の一人として知られています。

家には沢山の動物を飼っており、その中にはガンもいたそうです。

 

そんなローレンツ氏に感銘を受け、ムーレック氏は鳥と一緒に空を飛ぶことを夢見たそうです。

 

国際自然保護連合(IUCN)によって「危急種(vulnerable)」に指定されているカリガネ。

 

ムーレック氏は1987年には若いガチョウとの超軽量の飛行機での移動プロジェクトを想像していました。

 

ムーレック氏はその種がかつて繁殖していたのに狩猟の犠牲となったスウェーデンのラップランドから、これらの絶滅危惧種の鳥がもはや存在しない冬の保護地域へ安全な飛行ルートに導くため。

 

このプロジェクトに情熱を注ぎ、前述の通り1999年に成功をおさめました。

 

鳥と一緒に飛ぶようになったのは、ローレンツ氏に感銘を受けたのと同時に、自然への敬意があったからのようです。

 

そしてムーレック氏が一番思い出深いと語るのは、

思い出深いのは、33羽のカリガネと一緒に、スウェーデン北部からドイツ南西部まで飛んだ大旅行です。そのときは妻が一緒に乗っていましたが、最初の子供(妊娠5カ月)がお腹にいました。この旅行は5週間続きました。カリガネを野生に返す取り組みは、妻や生物学者の友人たちと一緒に行っています。これを成功させるために、ほかの鳥たちの手伝いも続けていきたいと思っています。

引用:National Geographics

奥さんと趣味や情熱を共有できるのも素敵ですが、妊娠5か月でこんな大胆な旅をしているのにも驚きですね。(;^_^A

クリスチャン・ムーレックと一緒に飛ぶには?

前述の通り、クリスチャン・ムーレック氏と一緒に空を飛ぶことが出来るそうです。

しかしその期間は3月~10月までの間。

 

場所はフランス中部、オーベルニュ地方の小さな町オリヤック。

ムーレックさんの自宅敷地内には、宿泊出来るツリーハウスも完備。

朝食はハウスの下までカゴに入れて持ってきてくれて、それをロープで引っ張り上げるようになっているそうですよ。

クリスチャン・ムーレックのファームハウス

住所:Caluche Saint-Simon15130 France

料金

636ユーロ/1名 (35分間鳥と一緒にウルトラライトプレーンで飛ぶ)
339ユーロ/1名 (1時間の気球飛行のうち15~20分を鳥と一緒に飛ぶ)

※上記の料金にはカップル割引、ウルトラライトプレーンと気球のセット割引なども有り

ツリーハウスの宿泊料金:122ユーロ/1人1泊、朝食付き

ウェブサイトvoler avec les oiseaux

クリスチャン・ムーレックがモデルの『グランド・ジャーニー』

クリスチャン・ムーレックさんがモデルの映画「グランド・ジャーニー」は昨年フランスにて公開されました。

日本では2020年7月23日公開予定

 

こちらが映画の予告編です。

14歳の少年が渡り鳥と旅する大冒険物語で、実話を元に作られています。

飛行機が鳥の仲間のように一緒に飛ぶシーンはほぼCGなしで、そのリアルな迫力も話題になっているそうです。

 

映画もとても気になりますね!

まとめ

『クリスチャン・ムーレックが鳥になった男の経緯は?本職は気象学者!』と題し、クリスチャン・ムーレックさんについてご紹介しました。

 

幼いころから鳥類学に興味があり、自然への敬意もあったため、ローレンツ氏に感銘を受けたことがキッカケで鳥と一緒に飛ぶようになりました。

動画でも見れる通り、本当に一緒に飛んでいるようで凄いですし、また景色も美しいですね!

 

今後も自然保護の活動も頑張って頂きたいと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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